ジャージー種
イギリス海峡諸島中最大の島ジャージー島原産の乳用種。フランスのブルターニャ地方のブルトン種やノルマン種を基礎に改良された品種で、過去600年くらい純粋に保たれているため斉一性が高いとされている。
また、気候の変化に強く、耐暑性も比較的強いため、熱帯地方の乳用牛の改良に多く利用されている。毛色は、白に近い淡褐色から黒に近い黒褐色までさまざまで、近年では白斑及び黒斑の単色がみられる。
体格は小型で、乳量は一般的な乳牛と比べるとそれほど多くないが、乳質に特徴があり、乳脂肪率が他の品種よりも高いため黄色味が強く、風味がよい乳質が美点である。
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ジャージー種
搾乳牛
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ジャージー種
搾乳牛
【肉用牛の種類】
【日本の肉用牛の祖先】
【外国肉専用種】
【乳用牛の種類】
【日本の肉用牛の祖先】
【外国肉専用種】
【乳用牛の種類】