肉用牛環境対応生産拡大基盤技術普及事業

肉用牛環境対応収益性向上管理技術普及事業

JRA日本中央競馬会 特別振興資金助成事業

飼養管理マニュアル

Ⅲ 飼養管理


肉用牛の飼育管理でまず確認しておきたいこと


成長するにつれ反芻胃で飼料を消化

哺育期の牛は液状の飼料を主に第四胃以降で消化・吸収成長につれ第一胃が発達すると第一胃内の微生物が繊維、デンプン、タンパクを分解してエネルギー源とし、その微生物がタンパク源にもなる
飼料の急変は第一胃内の環境(微生物)に悪影響


妊娠牛の栄養はまず生命維持、胎子の発育に配分

胎子は妊娠末期に急成長
低栄養は、まず産乳、卵巣機能回復に悪影響


分娩後の発情と子宮回復は別

早期親子分離で初回発情が早まることはあるが子宮回復は分娩後40日くらい、この頃に1回目の人工授精


体の各部位の成長時期は異なる

骨格(体格)は生後~11か月齢ごろ、第一胃は3~13か月齢ごろがピーク、筋肉量は3~18か月齢ごろ、枝肉脂肪(脂肪交雑)は12~23か月齢に集中
飼料は成長に合わせたものを給与
育成時に濃厚飼料を多給しても脂肪交雑に影響はなし
肥育開始時にはまだ第一胃は発育中、しっかり粗飼料を食べさせ丈夫な第一胃に