畜産技術協会から「若齢去勢や鼻環装着が黒毛和種に及ぼす影響」の調査報告が公表されています
(公財)畜産技術協会では、JRAの支援を受け2022年度~24年度にかけて黒毛和種における知見収集事業を実施し、「若齢去勢や鼻環装着が黒毛和種に及ぼす影響」の調査報告を公表しています。
この事業では、特に飼育管理上 必要な痛みに対する配慮に焦点を当て、①黒毛和種の若齢去勢がその後の牛の成長(特に尿道の発達)や疾病の発生、肥育成績に及ぼす影響、および②鼻環の装着等が牛のアニマ ルウェルフェアに及ぼす影響を調査しています。
若齢去勢の調査では、1か月齢、3か月齢で実施した場合でも発育も良好で尿石症の発症、尿道の内周の発育など健康面での問題はなく、鼻環の装着について大きなストレスにはならないものの強い力でのけん引はストレス反応を招くことが明らかにされています。
詳しくは以下の調査報告書で。