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コスト低減、環境負荷軽減につながる肥育牛の出荷の早期化の推進がはじまっています

生産コストの低減や環境負荷軽減に対応するため、通常29か月齢前後で出荷される肥育牛の出荷の早期化の取り組みが推進されています。

当協会では、国の補助事業として、昨年から早期に出荷しようとする際に肉質から出荷時期を見極めるために必要な機器(超音波画像装置)の整備の支援をはじめており、6年度からは、新たに①早期出荷の推進のための子牛の哺育・育成マニュアルの作成の支援や繁殖農家、肥育農家、食肉流通事業者がコンソーシアムを組織して早期集荷について調査、実証する取組みの支援を行うとともに、②早期出荷牛肉の認知度の向上、理解醸成を図るための肉質の分析、検証、取組先進地の調査を実施することにしています。

また、当協会では、JRAの支援を受けて、脂肪交雑だけでない牛肉の新たな価値観の検討や環境負荷軽減に関する情報発信を行ってきましたが、6年度以降もこれらの取組みを続ける中で、早期出荷された牛肉の学術的な分析を進めることとしています。

取組の支援については、当協会のホームページで順次公募していきますのでご覧ください。