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温室効果ガス削減効果がある飼料添加物の指定に向けた手続きがはじまっています

農林水産省では2022年9月にGHG削減効果があるとされる資材の評価基準を策定し、2023年12月には関係団体に「GHG削減効果があるとされる資材の飼料安全法における取扱い」を通知していますが、現在、はじめての指定に向け「カシューナッツ殻液」と「3-ニトロオキシプロパノール(3-NOP)」について手続きが進められています。これら2資材については2024年3月の農業資材審議会飼料分科会および飼料安全部会で審議され、定める基準規格に合致するものであれば、家畜への効果と安全性について問題ないとの答申があったとのことです(「畜産技術」2024年5月号から)。

現在2資材については、飼料添加物の指定に向け、消費者庁及び厚生労働省への意見聴取、食品安全委員会への評価依頼、パブリックコメントやWTO/SPS通報の手続きが進められています。


3月の飼料分科会での2資材について配布資料